小嶋 洋輔

世界情勢を敏感に察知して
お客様から預かったお金を運用する。

市場金融部 純投資室 小嶋 洋輔 2009年入行

トレンドの先の変化をイメージし、
数百億円の金額と日々向き合う。

市場金融部ではお客様からお預かりしたお金を主な原資として、株、債券、為替などによって運用を図っています。その額は1 兆円を超える大きなものです。私は日本やアメリカの個別株への投資を中心に行っており、数百億円単位の金額を扱う仕事です。

投資先を見極めるポイントは世界の長期的な潮流にのった企業であるかということ。人口動態や、DX化、地球環境への配慮といった世の中の動きを踏まえて成長する産業は何か、またその産業内で革新的な技術を持ち、シェアを維持・拡大できる企業はどこかといった分析をもとに、中長期に投資できる企業を見極めていきます。仕事柄、世界中のニュースやトレンドにアンテナを張っていますが、ただ知識として情報を収集するのではなく、そのニュースの先にある人々の生活の変化をイメージすることを習慣づけています。分析の結果が株価に反映されて運用の成果が上がった時には安心しつつ、大きなやりがいがありますね。

“クマモト愛”に溢れた仲間と一緒に、
地元のために大きなことができる。

銀行の資産を運用することが仕事の中心ですが、知り得た情報を地域貢献に活かすことも可能です。企業取材や議決権行使を通して親交が深まった九州発のIT企業が、熊本の農家における人不足を助けることができると考え、行内の他部署の協力を得ながらマッチングした経験もあります。当行には“クマモト愛” に溢れ、自由なアイデアをもった仲間が各部署にいるので横のつながりが強く、新たなチャレンジやプロジェクトを進めやすいというのは大きな強みです。

また、行員が自由なアイデアをもてる理由の一つとして、それを実現できる環境も大きく関係しています。熊本地震が発生した際、購入額の一定割合を熊本城復元整備基金に寄付できる個人向け国債を販売したのはその一例。熊本のために知恵を絞れば、ソフト・ハード両面でそれを実現できる環境が行内にあり、お客様も賛同してくださいます。地域のために大きなことができる土壌があるというのは、長く熊本に根差した活動を続けてきた当行ならではの魅力といえるでしょう。

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小嶋 洋輔

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小嶋 洋輔

東京と地方の情報格差は
自分次第でいくらでも克服できます。

就職エリアを検討する際、東京で働かなければ先進的な情報は得られないと決めつけないでください。東京はおろか世界中の情報を簡単に得られる時代ですし、リモートツールでどこにいてもコミュニケーションが図れます。私自身、Uターン就職を決めて良かったと感じています。

※所属は取材当時のものです