新納 葵

SDGs推進の旗振り役として
企業価値向上のコンサルを担う。

経営企画部 サステナビリティ推進室 新納 葵 2014年入行

家族や社員になったつもりで、
お客様目線での思考を決して忘れない。

私が所属するサステナビリティ推進室では、企業のサステナビリティ(持続可能性)という観点から、SDGs(持続可能な開発目標)に関するコンサルティング業務を行っています。SDGsの認知度向上に伴い、企業からのお問い合わせも増えており、ご契約先も増加しています。企業経営におけるSDGsに取り組む必要性を認識いただき、契約先の企業を思いながらご支援を行う中で、社員の方々のSDGs に対する意識の変化を実感する度にモチベーションが高まっています。以前は渉外係を担当していましたが、「お客様の家族になったつもり」、「その企業の社員になったつもり」という、お客様目線で物事を考える基本は今も同じ。お客様の“真のニーズ” を引き出すために、話すこと以上に聴くことに力を注いでいます。

現在の仕事は、融資などのように即効性のあるものではありませんが、長い目で見て企業価値向上や、企業をとりまく環境を良くすることにつながる活動です。SDGs という地球規模での課題解決に携わるスケールの大きな仕事にやりがいを感じています。

地方銀行として先進的な
SDGsのコンサルティングに挑む。

熊本市は国から「SDGs 未来都市」に選定されており、また熊本県でも2021年4 月から「熊本県SDGs 登録制度」の申請が始まるなど、SDGs 推進に関して先進的なエリアです。この登録制度の制度設計にも当行が深く関わりました。地方銀行でSDGs のコンサルティングまで手掛けている金融機関は全国的に見ても珍しく、他の金融機関の方からお問合せをいただくケースもあるなど、注目度の高さを感じています。

私は行きたい部署を申告できる「キャリアチャレンジ制度」を活用して、今の部署に異動したのですが、そのきっかけとなったのが2019 年に当行が「日本経営品質賞」を受賞したことでした。現地審査での面接を機に、お客様起点で経営全体を運営する「卓越した経営の仕組み」を学び、経営品質の専担部署であるサステナビリティ推進室を志望。お客様や地域に向けられる温かな視線は、行員に対しても注がれており、男性行員の育休取得率100%をはじめ、働く人にとっても優しい職場だと感じています。

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新納 葵

MESSAGE

新納 葵

銀行はさまざまな背景をもった方に
活躍のフィールドが広がっている仕事です。

私自身、今の部署への異動によって業務内容が大きく変わったように、銀行と聞いて学生の皆さんがイメージする仕事は肥後銀行の事業内容の一部分でしかありません。出身学部などで自分から制限をかけずに、活躍の可能性を探ってほしいと思います。

※所属は取材当時のものです