PROJECT STORY
スタートアップ ハブ くまもとの運営
INTRODUCTION
プロジェクト概要
「スタートアップハブくまもと」(以下、スタハブくまもと)は、
熊本県内で創業・開業を目指す方を「3つのハブ機能」によって支援するワンストップ・プラットフォームです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって熊本県内でも多くの事業者が廃業・休業に追い込まれ、
中心市街地でもシャッターの閉まった店舗が目立つようになりました。
「スタハブくまもと」は、熊本県内の賑わいの復活を目指して地域の起業家を支援する取り組みであり、
約80の団体・企業にご賛同をいただき「オール熊本」で運営しています。
PROJECT MEMBER
プロジェクトメンバー
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産業イノベーション推進部 創業開業プラザ
主任坂門 功基2013年新卒採用で入行。スタハブくまもとのオープン後、お客様の創業開業支援に携わる。
趣味は、ゴルフ、筋トレ、近所を散歩、子供のしたいことを一緒に楽しむこと。
オープンから2年間で約400件超の新規開業を支援
「スタハブくまもと」は、開業関連のあらゆる課題や悩みをワンストップで解決するプラットホームです。銀行の創業・開業支援といえば一般的に融資を連想されると思いますし、実際に銀行の各支店で行う開業相談では事業計画書をご持参いただかないとスムーズな受付ができません。しかし「スタハブくまもと」は、「起業をしたいけど、具体的な計画は決まってない」という方でもご利用いただける体制が整っています。
私は営業店での法人営業経験を経て人事異動で、「スタハブくまもと」のオープニングメンバーとして配属されました。「5年で700件開業」という目標に「本当にそんな需要があるのだろうか……」と不安を感じながらのスタートでしたが、すでに2年間で400件を超える新規開業を支援しています。
日々の仕事としては、事業計画書作成やビジネスパートナー紹介といった「創業開業支援」、開業後の伴走支援を目的とした「セミナーの企画・運営」、行政や他行に向けた「認知活動」など、様々な業務に携わっています。
「坂門さんがいてくれたから」と感謝される喜び
「スタハブくまもと」では、オープン初日から印象的なお客様との出会いがありました。そのお客様は「居酒屋をやりたい」という想いはありましたが、出店場所はもちろん、具体的な事業計画もありませんでした。しかし、毎週のように面談に訪れる情熱をお持ちで、私もお店のコンセプトに合わせた出店場所のご提案や、内装についても一緒に考えるなど、一緒に一から起業するような感覚でご支援させていただきました。8ヶ月後のお店の開業時には「坂門さんがいなかったら、この店は開けなかった」という言葉をいただき、親身になって寄り添うことができる「スタハブくまもと」での仕事に強くやりがいを感じました。
ただ、じっくりと相談を受けるだけではなく、業務にはスピード感も求められます。決して多くはないスタッフ数で、約2年のあいだに400件超の新規開業を支援していますので、毎日いくつもの案件に並行して対応しなければいけません。
そんな慌ただしい日々ではありますが、いずれ「スタハブくまもと」から熊本県を代表する会社が生まれるかもしれません。そんな原石を二人三脚で磨いていくやりがいは、なかなか他では味わえないと思います。
開業支援を通じて熊本を盛り上げていくことが、
結果、肥後銀行の利益にもつながる
「スタハブくまもと」には、創業・開業支援を通じて、コロナ禍以前の市街地の賑わいを取り戻すという使命があります。街に商店や飲食店が戻ってくれば熊本県全体が盛り上がり、最終的には肥後銀行の利益にもつながっていきます。
「スタハブくまもと」だからこそできる挑戦を続けたい
今は開業後のアフターフォローにも力を入れており、税務や補助金などの各種セミナーを毎月開催しています。企画は私たちスタッフが一からアイデア出しを行っており、なかには球磨焼酎に関する資格を取れるような変わり種のセミナーも実施しています。
まだまだ立ち上がったばかりのプロジェクトですので、営業店からも一目置かれる部署になることを目指し、「スタハブくまもと」だからこそできる挑戦を続けていきたいと思っています。
※所属・職位は取材当時のものを記載
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